生まれたて。ゆきちゃんが、カティ、キューブふくめ6匹の元気な子ども達を産んだ。
ちゃんと柔らかそうな爪があり、いっちょまえに1.5センチ程のしっぽもついている。
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現在(1年半後)...こんなに大きくなりました。(キューブ)
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みんな、これからもよろしくね。
私の手じゃ小さすぎるらしい。
ある日の夜、いつものように散歩の時間が終わった。
『はーいみんな帰りますよ〜』と散歩の時間の終わりを告げる。
チャコは、いつものように巨漢の体をゆっさゆっさ揺らしながら逃げ回る。
これがものすごく捕まえにくい。
しかしこの日は違った。
父がやっとこさ捕まえ、抱きかかえると、手の中にすっぽりと収まったチャコは何故か動かない。
いつもなら、全身の筋肉を使い、グイグイ手の中から出ようとする。
けれども、全身の力が抜けてる感じだし、心なしか目がトロンとしている。
『このまま寝そうじゃない?』なんて冗談で話してたら、本当に眠ってしまった。
そしてそのまま、ふっかふかの寝床へと戻されたのである。
その日以来、私や、母や、兄も手の中にチャコを抱きかかえ試してみた。
だが、『なにすんのよ〜!!』と、1秒とてじっとしててくれない。
今日もダメだったか・・・と意気消沈して水槽に戻そうとしたが、ふと思った。
「こんなに暴れ回っているときは、いくら父とて、チャコは暴れ回るに違いない。」
軽く父に嫉妬していた私は、チャコ抱っこしてみてよ、と暴れるチャコを父の手のひらに乗っけた。
父は手慣れたように、チャコの好きな体勢に片手で抱っこする。
すると、とたんに1秒前まで暴れ馬のチャコは、借りてきた猫よろしくおとなしくなった。
ああ、だんだん目がトロンとしてる。
完敗だ・・・。